2019年 02月 24日
「ヨブス姉妹―陶器とテキスタイル」展―ストックホルムThielska Galleriet―2月23日~6月2日
これまで未公開の国宝級の大変貴重な陶器やテキスタイルデザインが数多く展示されています。
植物を陶器とテキスタイルと融合させたような演出を手掛けたのが、ヨブス姉妹の拠点だったダーラナ出身のフラワー・アーティスト、カイ・グンナー氏。氏はまた、90年代の数年間、ストックホルムのガムラスタン(旧市街)で〈ヨブス〉ショップを経営した経歴の持ち主で〈ヨブス〉に精通。出品点数もさながら、その美しい見応えのコーディネーションも見逃せません。
奇しくも、2月14日には〈ヨブス〉工房のCEOであるオーサ・ヨブス女史が、スウェーデンの手染め(手捺染)繊維芸術への多大な尽力と貢献をした経営者として、「第五等級ハイブルーリボン国王陛下章」を受章、カール16世グスタフ国王より手渡されたばかり。同展オープニング時には多くの来場者の鳴やまない大喝采を受け、2重の歓びを噛みしめつつも「この勲章は自分のものではなく、共に協力あってきた夫イェスパーと工房のスタッフのチームワークの賜、ただそれだけ」と、本人はこれからも弛まず手染めテキスタイルの伝統を守っていく決意を固くしています。
「ヨブス姉妹―陶器とテキスタイル」展
2/23~6/2
6月2日までと、比較的長い期間の美術展ですので、予定を変えてでも是非行かれてみてはいかがでしょうか?
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