2013年 06月 27日
〔ヨブス〕ファブリックパネルのすすめ
伝統的なインテリアは勿論、ミッドセンチュリーでもコンテンポラリーなテイストのインテリアでも、必ずと言ってよいほど、スウェーデンのどの家庭でもインテリアアイテムとしてしっかりとその存在を確立していいるファブリックパネル。何世代も大切に代々引き継がれているもの、モダンなインテリアを飾るポップなもの、伝統的なデザインのパネルなど、様々です。サステーナブルなライフスタイルを大切にするスウェーデン人の理念は、インテリアにもしっかり現れているのですね。絵画とはちがって、ファブリックパネルの場合、お気に入りのテキスタイルをインテリアやテイストに合わせて気軽に選べるのも魅力の一つなのではないでしょうか。
さて、今回は当ギャラリー"こだわり"のファブリックパネルについて少しだけご紹介します。"こだわりの"というからには、何が特別なの?ときかれそうですね。ファブリックパネルは、背面と仕上がりを見れば良し悪しが一目で判ります。当ギャラリーの木製パネルは、高級家具材用の質の高い白木のシナベニヤを採用して、一品毎に職人の手で制作されています。永く愛用されるファブリックパネルだからこそ、反りなどを軽減するためサイズに合わせて補強や厚みを調整しています。そのため、当ギャラリーのパネルは一般の同サイズのものよりも2倍くらいの質量になります。もう一つのこだわりは、デザインの柄出しです。お客様のご希望に沿うように、それぞれのデザインに合わせて柄を吟味しています。そして最後は生地の張り付けや四隅の仕上げへの妥協を許さないこだわりです。
お気に入りのデザインでお部屋の雰囲気がすっかり変わるファブリックパネルを是非お試しあれ!
【事例】すずかけの木クリニック
http://suzukakenoki.com/html/sisetu.html
カーテンや照明をヨブスのナナカマドでコーディネートした落ち着いた雰囲気の待合室。癒しの空間です。
院内に付けられたひときわ目立つ90x130cmもあるパネルは、ゴッケン・ヨブスによるデザイン、トロールスレンダ(青トンボ―1942年作)。爽やかな若草色のシダや草原の花々がとても和ませてくれる人気のデザインです。
さて、このファブリックパネル、大きさとダイナミックさにも圧巻されますが、それだけが特徴ではありません。実は、院長様の帆麻先生こだわりの"とんでもない"仕掛が隠されているのです。みなさま、お分かりになりますか?
こちらはもう少し小ぶりの同デザインのファブリックパネル(75x120cm)です。
パネル事例
デザイン:スコーグスグレンタ リース(35x35 エヴァ・ノードブロム)
スウェーデンホームギャラリー